院長中村守
2001年、福岡大学医学部卒業。福岡大学筑紫病院、芦屋中央病院などの内科・消化器内科で研鑽を積む。一般内科及び内視鏡専門クリニック勤務などを経て、数多くの症例を経験し気軽に相談できる医療の場をめざして2020年11月に開業。主訴に捉われることなく、常に全身に気を配り病気を見逃さないことがモットー。日本消化器病学会消化器病専門医。
どんな症状でもご相談ください
身近で頼りになる存在をめざしています
現代社会における過度のストレスや食生活の変化による胃や大腸への負担は、大きな病気につながる可能性も否定できません。また痛みなどの症状がある箇所ではなく、別に原因が潜んでいるケースもあるため、患者さん自身が気づいていないことも見逃さないように、常に全身に気を配り、不安を抱えている患者さんの心に寄り添いながらその声にしっかりと耳を傾けることを診療理念としています。
私は消化器疾患や内視鏡検査を専門としており、食道や胃、十二指腸、小腸、大腸、肝臓、胆嚢、膵臓などの部位に病気が隠れていないかを見極めること、そして適切な診断や治療につなげること、また特殊な病気がないことを証明し安心を提供することも私たち医師の役目だと考えています。専門外の領域に関しては信頼する医療機関や医師を紹介していますので、気になる症状や健康に不安がある方は一度ご相談ください。じっくりとお話を伺い、状況や希望に合わせた検査・治療をご提案させていただきます。本ページでは大腸内視鏡検査の流れについて説明いたします。
風邪などの一般的な
内科症状にも対応
内視鏡検査を特色としていますが、地域のかかりつけ医としてお子さんからご年配の方までさまざまな健康ニーズにお応えします。
定期的な検査で
病気の早期発見を
主訴の原因究明のほか、自覚症状がない場合でも定期的に内視鏡検査を行うことで、胃がんによる死亡率の低下をめざしています。
先進機器を用いた
こだわりの内視鏡検査
革命的な画像処理機能で各部位を鮮明に映し出す大学病院と同レベルの内視鏡を導入し、小さな病変も早期発見が可能です。
快適な
通院環境づくり
大腸内視鏡検査専用の個室にはソファーやテレビ、トイレを完備し、快適に過ごしてもらえる工夫をしています。駐車場14台あり。
他院とも連携し、先進的な医療の提供に努めます
毎週木曜は福岡大学病院の循環器を専門とする医師が診療を担当します。また信頼できる近隣の医療機関や医師と連携しています。
STEP1:大腸内視鏡検査前の事前問診
まず大腸内視鏡検査の前に問診を行います。気になっている症状のほか、がんを患った過去のある家族や親族がいらっしゃるかどうか、服用されているお薬の状況を確認し問題なく検査が行えるかをチェックさせていただきます。腹痛や下痢、下血、重度の貧血といった緊急性の症状がなければ、基本的には患者さんの希望に合わせて検査日を設定してきます。
STEP2:院内個室で下剤を服用
検査当日の朝は何も食べずにご来院ください。検査着に着替え、約2 時間かけて大腸の中を見やすくするための前処理を実施。看護師による排便チェックで、便の残りがなくなったら検査室へ移動します。希望や適応に合わせて3種類の下剤から選択いただき、できる限り患者さん同士が接しないようテレビ・トイレつきの完全個室を準備。自宅で前処理を行うことも可能ですのでご相談ください。
STEP3:検査直前の鎮静剤注射
静脈内鎮静法による麻酔を受け、眠ったような状態となったら検査スタートです。ごくまれに、一過性の呼吸抑制や血圧低下、その他アレルギー反応を起こすことがありますが、当院では体にモニターを着け常に全身状態を確認しながら検査を行いますのでご安心ください。鎮静剤を使用すると、検査後に一定の休息が必要ですので、仕事の合間などではない時間に余裕のある方にお勧めしています。
STEP4:眠ったような状態で検査開始
鎮静剤により、眠ったような状態の間に行いますので痛みや苦しさをほぼ感じることなく検査が受けられます。10ミリ㎜以下の治療可能なポリープが見つかった場合は、その場での切除も可能です。検査時間は10 ~ 15 分。体質や検査中にポリープの切除を行う場合は30 分程度かかることもあります。お車の運転の都合などで、鎮静剤を希望されない場合はご相談ください。
STEP5:検査結果
鎮静剤による検査後、麻酔の効果が和らぐまで約30 分ほど休憩していただきます。当院は患者さんの空腹感軽減のため、休憩用の半個室にお茶・お菓子を用意しています。その後、精細な検査画像を一緒に確認しながら医師より詳しい説明を行い、検査は終了となります。ポリープを除去した場合は、病理検査を行って後日、診断結果をお伝えします。
なかむら内視鏡・内科クリニック
地下鉄空港線「唐人町駅」から徒歩10分
地下鉄空港線「西新駅」から徒歩11分